「ファクトフルネス」不安をなくすには○○が大切!!
いきなりですが、不安なもの、怖いものってあります?
私はいろいろあります。
まずは幽霊。
戦争、地震、家事、事件、将来のお金、今後の日本などなど。
なぜこれらの事が私たちを不安な気持ちにするのでしょうか?
それは「分からないから」だと思います。
そもそも幽霊っているの?分からない。
戦争も地震も起こる可能性はあるけれど、いつ起こるのか、どんな規模で起こるのかは分からない。
今後の日本や自分の将来なんて分からない。
そうです。
分からないって怖いし不安なんです。
解決策は簡単ですよね?
分かればいいんです!!
今回は世の中にある問題を正しく知るためにおすすめの、
「ファクトフルネス」
FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣
- 作者: ハンス・ロスリング,オーラ・ロスリング,アンナ・ロスリング・ロンランド,上杉周作,関美和
- 出版社/メーカー: 日経BP
- 発売日: 2019/01/11
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (1件) を見る
という本を紹介したいと思います。
ファクトフルネスとは?
人々が無意識に行なっている偏ったものの見方や思い込みを止め、
事実やデータに基づいた正しい世界の見方について
解説しているのが『ファクトフルネス』です。
私たちは、ものを見るときに無意識に自分のフィルターを使って見てしまうんです。
これが厄介で、さらにその偏見はメディア等によって拍車をかけられてしまいます。
世の中は悪い方向に進んでいる!!
だから不安だし怖いんだ!!
そう思っている方が多いのでは?
いやいや、安心してください。
いい方向に進んでいますよ?
これは事実であり、きちんとしたデータが示しています。
この事実とデータを直視しましょうという考え方、これが
「ファクトフルネス」です。
誰もが持っている10の「ドラマチックな本能」とは?
1.分断本能
2.ネガティブ本能
3.直線本能
5.過大視本能
6.パターン化本能
7.宿命本能
8.単純化本能
9.犯人捜し本能
10.焦り本能
本書の中ではこの10個の本能が事実を捻じ曲げてしまう原因だとしています。
それぞれの本能の特徴の説明は実際に本を読んでもらうか、
もしくはインターネット上にあるので確認してみてください。
大切なこととは?
ファクトフルネスで大切なことは、本当の事実とデータを直視することです。
事実やデータという根拠がないから私たちは不安になります。
例えば悪い事実やデータであったとしても、知ることで対策を打つことができるようになります。
しかし、私たちが本当の事実とデータを直視することを妨害してくるものがあります。
それが、誰もが持っている10の「ドラマチックな本能」です。
私たち人間には、やっかいな本能があることを知りましょう。
知らなければ不安ですが、知っていれば太刀打ちできます。
本能を知ったうえで、自分の行動や発言が、事実とデータを無視したものになっていないか考えることが大切だと思います。
まとめ
・不安を取り除くために大切なことは、ものごとの事実やデータを正しく知ること。
・事実を捻じ曲げる、ドラマチックな本能があると知ること。
世界は間違いなく良い方向に向かって進んでいます。これは事実とデータをもとにした真実です。
ドラマチックな本能に翻弄され、無駄な不安に煽られないように気を付けましょう。そして、さらにより良い世界になるように私たちも一歩ずつ成長していけたら幸せですね。